Car

SONY A7IIIR

35mmでも、撮り方・現像次第。このカメラは一時期入れ込んで使っていました。1億画素の中判に勝るとも劣らない画です。仔細に見れば、中判にはかなわないのですが。

このクルマは、このアングルが最も有機的に見えて生き物のように見えます。元々がF1コンストラクターでレース屋。膨大な空力のノウハウがあるのだと思います。

前面からの空気の流れが上下に分割し、上へと流し、下を流れるエアは流速をあげつつ、グランドエフェクトを生み出し、ホイール内の乱流や、冷却などのエアフローが見るだけで感じられます。驚くことにミドシップなのにボディサイドベントがありません(ドアがレイヤー構造になってそこからエアを取り入れ)。

機能美とはまさにこのことで、クルマの起点が量産車ではなく、レーシングカーであることを感じさせる機能美です。

ABARTH 695SS

なかなかなオーバーフェンダーを装備。やる気満々なスタイルの割に、高速道路では法定速度内でしかスピードは出ない。そんなおちゃめなクルマ。待ちゆく人たちの眼差しは優しい。

約50年の時

右のAlpine A110は、1976年に生産されたもの。左のMcLaren 720Sはおそらく新車みたいなものだから、50年近くの違いとなります。こんなにクルマとは変わるものなのかと思うと同時に、A110の独特のルックスは古くて新しい。面白いものです。

どちらも「足自慢」のクルマ。

センサーの大きさ

自転車に乗ることが多く、しばらく持ち歩けない大きなカメラは使ってませんでした。久しぶりに、SONY RX1RII という35mmフルサイズセンサーを搭載したコンパクトデジタルを持ち出しました。日頃iPhoneやセンサーサイズの小さなコンパクトデジタルを使っていると、大きなセンサーと大口径レンズというのは魅力があります。写真としてのデキはさておき、単純に楽しいもんです。

Abarth 695SS

キットパーツでノーマルのチンクを695SS風にカスタムした車両がほとんどらしいのですが、こちらはファクトリーから出た本物。ノーマルのチンクに比べれば、トルクフルでたいへん走りやすい車。