Canondale SuperSix EVO Hi-mod 2015 オーバーホール

中古で手に入れた、リムブレーキ時代の最終モデル(?)
リヤホイールハブにパワーメーターが仕込まれた、少し懐かしめのロードバイク。とにかく軽量さがウリで、5.8kg。輪行などで活躍してくれるでしょう。早速、今週末の沖縄ライドに持っていきます。

ロードバイクは完成車を買って新品の状態でもホイールのバランスなどは結構デタラメで、今回ホイールハブのグリスアップからセンター出しやフレ取りを行い、BBなどもOH、ケーブル類を最も抵抗の低いものですべて引き直し。エンジンが搭載されるならまだしも、人力で走るものなので、回転系のOHは特に乗り味に直結します。案の定、激変。漕いでいて、良いものに乗ってる感が。手間ひまかけた甲斐がありました。本当に気持ちいい走り味になりました。

今回サドルも置き換え。3Dプリンタで出力されたフィジークのサドル。コンフォートな座り心地ですが、重量が犠牲になりません。長距離ライドでは本当に助かります。同じようなサドルがスペシャライズドからリリースされていますが、そちらも現在使用中。良いサドルです。今回も同じサドルでもよかったのですが、キャノンデールのバイクなので、メーカーを変えたというわけです。

コンポーネントは変更無く、スラムのRED(紐引き)です。変速レバーは1本だけでシフトダウン・アップをこなします。ディレーラーの調整を緻密に行って、バシバシと決まります。今となっては味わい深いコンポーネント。当時は最軽量の部類だったと思います。ちなみにリヤのカセットはシマノのデュラエース。ミックスですが変速に何の問題もありません。

このバイクを気に入ってる理由のひとつにルックスがあります。ホリゾンタル基調のフレームに、マットブラック。一部だけフレークが入ったグロスの載った塗装が。軽量化のために塗料を載せてないのでしょうけれど、派手にロゴが入ったりせずにシックな出で立ち。このフレームは「ナノカーボン」で、かなりライフの伸びるマテリアルなんだそうです。

少し残念なのが、前後eeのブレーキキャリパー(衝撃の軽さ)を取り付けているのですが、後のキャリパーに不具合があり、急遽シマノのアルテグラを搭載。新品のキャリパーがなかなかお高いのですが、トータルの見栄えで購入。まあ、自己満足の世界ですから。

いろいろとバイクを所有していますが、ルックス面では最も気に入ってる1台です。1年後にまたOHすることになりますが、大事に乗っていきたいと考えています。